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ある意味自己紹介の補足です。

2012.07.19 Thu
はじめまして。新入会員の岩崎青と申します。
「青」は「あお」とストレートに読んでください。

では、何を書いてもいいというお話だったので、趣味の話でも。
人によってはものすごくつまらない内容になること請け合いなので、興味のある方、もしくは暇な方だけお読みになることをお勧めします。


自己紹介のたびに「趣味は日本舞踊です」と小学生のころから言っているのですが、これを聞いて「日本舞踊ってなんだよ」って方が相当数いたことでしょう。
今まで訊かれても、一言で説明できそうもないし、適当にはぐらかしてきたのですが、そろそろ説明してもいい頃だと思いました。
ということで、日本舞踊の話です。

日本舞踊とは、歌舞伎から派生した舞踊です。
あの、出雲の阿国が始めたやつと元はいっしょなのです。
女性は歌舞伎をできないのに対して、日本舞踊は男女を問わずできます。
着物を着て、三味線や琴などで演奏される音楽に合わせて踊る、としかボキャブラリーが貧困な私には説明できないのですが、舞妓さんが踊る様子を想像していただければ近いと思います。

日本舞踊には華道などと同様に流派があり、現在その数は200以上あると言われています。
その中でも、歴史が古く門下生の多い、花柳(はなやぎ)流、藤間流、若柳(わかやぎ)流、西川流、坂東流の五つを五大流派といいます。
同じ流派でも、分家の独立や運営体制の違い、勢力争いなどの理由から家元派、理事会派などに分かれていることがあるのですが、複雑なので省略。
ちなみに、私は若柳流家元派の門下です。

日本舞踊を大まかに分けると男踊りと女踊りの二つに分類できます。
男踊りは、言うならば「男性の役で踊る」ということ。
お殿様や坊主、奴、獅子などがこれに当たります。
有名どころの演目は連獅子(歌舞伎でも同じ演目があります。紅白のかつらを舞台中央で振るアレ)でしょうか。
女踊りも同様で、町娘、遊女、巫女などが挙げられますね。
有名な演目は京鹿子娘道成寺(最後の場面で鐘が落下し、お姫様は実は蛇で男を焼き殺してしまうという話。歌舞伎でも同じ演目があり、体育や音楽の教科書に小さく載っています)。
しかし、これは男性用の踊り・女性用の踊りという住み分けではなく、「演目の中で演じる役」の区別です。
四十代のおじさんでもお姫様を踊ったり、女子高生でもおじいさんを踊ることができるのです。

ここが日本舞踊の魅力の一つだと思うのです。私は。
同性を演じるのは、(異性を演じることと比べて)仕草や歩き方にそこまで気を使わなくても、それなりに見せることはできます。
女性が女物の着物を着て、女踊りの振りを踊って、男踊りと思われることはまずありません。
しかし、異性の場合はそうもいきません。歩幅、足の出し方、道具の持ち方、振り返り方……
振りを構成するすべての要素に気を使わなければいけませんし、一つでもうまくいかなければそれは異性に見えなくなるのです。
年齢もそう。老人であれば動きは緩慢でなければいかないし、若者ならば颯爽と。このメリハリがなければ、観客にはどんな役柄で踊っているのか伝わりません。
一曲の中で男女を踊り分けたり、青年が老人になる、という演目もありますから、それこそいかに違いを出せるかが一つの見せどころになります。

かく言う私も、習い始めたころは抵抗を感じるし、さっぱりうまくいかず師匠から「オカマ踊りになってる」とお叱りをうけるし……と散々でしたが、どうすれば異性を踊れるかと考え、観察することは、小説の描写にも活かせる(はず)でしょう。


さて、文芸っぽい単語を出したところで本筋に戻ります。
実は、日本舞踊には「新舞踊」なるものがあります。
これは伝統的演目(多くは歌舞伎に由来)に対して、演歌に振りをつけたものや、これまではなかった題材を扱った演目・ジャンルを指します。
私がこれまで見たのもだと、坂本冬美さんがカバーした「また君に恋してる」を踊ったものや、キリスト教の話を題材にしたものなんかがあります。
後者は背景にステンドグラスと十字架が描かれていて、かなり斬新に感じました。

最近では日本舞踊協会主催の新作公演で『走れメロス』が日本舞踊化され、上演されました。
あらすじを見た限り、暴君ディオニス王が女性になっていますが、それ以外は原作から大きな変更はなさそうな感じでした。
このほかにも、プロ・アマを問わず新舞踊の創作が行われ、伝統に問わられない新しい演目が次々に登場しています。
『走れメロス』に限らず、いろいろな文学作品も日本舞踊化されていくでしょうね。

……が!
業界は超高齢化(の印象を受けます)。
やはり認知度の低さが問題でしょうか。
個人的には、認知度アップの為に『にちぶ!』ってタイトルで萌えアニメでも作るしかないんじゃないかと思っています。
女子高で廃部寸前の日本舞踊同好会に一年生四人が入部、ゆるーく活動して、学園祭でステージ発表、次の年に後輩が一人入部して……みたいな感じで。最後は劇場版で京都に卒業旅行です。
……という、どこかで聞いたことあるストーリーの妄想はやめにして。

夏になると、教室によっては内輪の発表会をするところもあるので、興味のある方は出かけてみてはいかがでしょう?
通常「発表会」というと、舞台から衣装・メイクまで本格的に準備をし、チケット代もかかりますが、これは無料。
見学したいと言えば、喜んで中に入れてもらえます(それはもう、大歓迎ですよ)。
また、秋には都道府県や市町村単位の芸術祭でも日本舞踊の舞台があります。
こちらは本格的なので、衣装から背景、運が良ければ生演奏で舞台を楽しめます。各教室でも特に上手な方が出ますしね。


本当は知恵袋なんかで話題に上がる名取などの資格の話もしようかと思いましたが、だいぶ書いた気がするので、そろそろ終わりにします。
今日はこの辺で。

……説明下手だなぁ

以上、岩崎青でした。


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