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実体験に嘘を一つだけ混ぜた話「しめじ事件」  高橋光太

2011.11.21 Mon
 文化祭以来活動に参加していない高橋光太です、皆さんお久しぶりですこんにちは。
 今回文祭という楽しそうな企画が行われているので、意気揚々と記事を書いています。前記したように、活動に参加していないため、テーマは「実体験に嘘を一つだけ混ぜた話」としか分からず、どんなジャンルでもいいのかな、と戸惑っています。まあしかしながら、一番乗りでうpしちゃえば俺がルールなんじゃね? ということで、記事投下します! どーん!

 






 これは、私が中学三年生の十月三十一日に起こった話だ。
この事件は後に、関係者の間で「しめじ事件」と呼ばれるようになる――
 
 私の朝食は主に、一杯の白飯と、残っていれば前日の夕飯の汁物が出てくる。
その日も、ピッカピカの新米ご飯と、二つのしめじしか残っていない味噌汁が出てきた。
朝が弱い私は、ぼんやりしながらご飯の方を食べ終わり、後回しにしていたしめじをつかんだのだ、が。
私のお椀の中ででかかった方のしめじ(仮にAと呼ぶ)は、私に食われることを拒み、箸からダイブしたのである。
幸い真下にお椀があったので、しめじAの悲劇は免れるかと思われた。
しかし、落下した先には、小ぶりのしめじ(仮にBと呼ぶ)が私に食べられるべく待機していたのである。
そしてニュートンもびっくりの、重力のいたずらが起こった。

箸から落ちて椀のふちを滑り降りてきたしめじAによって、椀の底に鎮座していたしめじBは、ビリヤード球の如く椀から押し出されたのである。

いっつぁふぁんたすてぃっく。

しめじAの速度を落として、唯一しめじBの味方になってくれそうだった汁は私によってすっかり飲み干されていたのが、Bにとっての運の尽きだった。
無抵抗で赤塗のお椀から茶色いボディーが飛び出してきて宙を舞う様は、私の目を覚まさせるのに十分だったが、悲劇はここで終わらない。
しめじBが押し出された先は、お椀の隣にあったコップ。
中身は牛乳。ボチャン。アウチ。声にならない悲鳴。
私は牛乳が嫌いだ。
注訳を付け加えさせていただけば、キノコ類は大好きである。
牛乳は残したが、しめじBは、洗うこともできずにそのままいただきました。



さて。

前置きが長くなってしまったが、事件が起こったのはその日の昼休みだ。
お昼も食べ終わり、次の授業が始まるまで暇を持て余していた。

突然だが、ここで相方を紹介しておこう。
相方は、これまでの私の話の中にも登場し、これからも登場するであろうキーパーソンである。
何を隠そう、私たち二人は、中学時代には毎日のように廊下で戦い、うちの学年で知らぬ者はいないほどの有名っぷりだった。

話は戻る。
私は、廊下で立ち話をしている友達を見つけ、教室から出た。
だが、話しかけようと近づいているとき、何者かに後ろからタックルされた。
完全に油断していた私はたたらを踏むこともできず、そのまま廊下の集団の足元に突っ込んでいってしまった。
巻き込まれた友達たちは何が起こったか分からず、とりあえず悲鳴。
防衛本能からか、顔を守り背中から突っ込んだ私は、ドアの所に立って大爆笑している、タックルの犯人を見た。いや、見なくても分かっていたというべきか、奴である。相方。
首と背中を強打し唸っている私を助け起こしてくれた、巻き込まれた友達は、相方を見て納得がいったようにうなずいた。
「またやってんのー? 本当にドSだねー」

Q 誰がドSなんですか。
A 相方です。ちなみに、私はMじゃないですよ。


 さあ、皆様はもうお気づきだろう。この昼休みの事件、何かに似ていまいか。
そう、朝のしめじAとB。同じなのはしめじと相方のイニシャルと、しめじBと私のポジションぐらいだが。
昼休みの残りで相方にしめじたちの話をし、この件は「しめじ事件」と名がついた。
うたれ強い私は結局無傷。しかしながら「今日の相方」というトラウマは一つ増えたのだった。
 相方のタックルと言えば、高校の時に、これまた廊下で後ろから綺麗に決められ、約十メートルを「スーパーマンポーズ」でスライディングし、両ひざに半年間消えなかった青あざを作ったのも記憶に新しい。





 とまあ、強く記憶に残っている実体験を書いてみました。嘘は結構地味です。
地味ですがしじみじゃないです。





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