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もしも文芸の部室が爆発したら 平田東正

2011.03.08 Tue
 どうも平田です。

 「面白さを追う」本サイトですが、「面白い」とは、「面白し」と云う古語がもとにあり、目の前が明るいことを意味しています。転じて、楽しいや心地いいといった状態を指すようになり、肯定感情全般を意味するようになりました。
 つまり「ポジティブ」なわけです。いかなる苦境に立ったときでも、どれだけの逆風が吹き荒れる日々でも、「ポジティブ」であることこそ文芸同好会の本質なのではないかと、ぼくはおもいました。そこで今回は、こんなことがあっても「ポジティブ」でいけるのか、実験的に考えてみました。

 『もしも文芸の部室が爆発したら』
 2012年未明、文芸同好会会員の諸君は部室が爆発したのを目撃した。焼けただれた化学物質の臭いと爆風にたじろいだ。犯行は部室の寒さに激昂した者の仕業と予想されるが、そんなことよりも重要なのは、どれだけ迅速に部室を再建できるかにある。おもむろに学務に集り始める諸君の前方に、事務の男が待ち構え次のような看板を掲げていた。「MURI・DEATH☆」。清々しいほどの内容と達筆ぶりに諸君はやれやれと背を向け歩き出すが、諦めきれない数人は絞り出すように叫んだ。「そ……そんな、そんなカタツムリ!!!」訳が分からない。しかしいい、分からないほどいい!諸君は泣いた。
 爆発によって野ざらしにされた部室に佇む。もはや、どうしようもないか……諦めかけたその時、「SOS団でもつくるか」と云う提案がもたらされた。彼自身冗談のつもりで言ったのだが、「それはいい」「それだからいい」「むしろそうでなくてはやってられない!」と次々と賛同の声があがった。かくして文芸同好会はSOS団になった。
 SOS団はさっそく活動内容を模索する。まず問題となったのは、SOSとは何の略だ?と云うことだった。諸君は好き勝手に自己解釈を陳列してゆく。「涼宮は個人的に/お母さん似だと先生おもうが/それでいいか?」「ストライク/アウト/ショットガン」「少しだけ/お前は/サラダ記念日を甘く見すぎた」「そっと/美味しく/仕上げます」「ソレソレ/オラオラ/ソーレソレ」など提案されたが、全会一致で「そっと/美味しく/仕上げます」が採用された。
 急に豪雨が諸君を襲う。阿鼻叫喚の嵐の中、不意にトカンタンタンずこーぐしぐしシュタッと怪音が部室棟に響いたとおもいきや、部室の入り口に会長が立っていた。「みんな!部室直してもらえることになったよ!もう安心だよ!」。その瞬間諸君の顔には希望があふれた。「グッジョブ!」「話は聞かせてもらったグッジョブ!」「地底の底からグッジョブ!」「俺のグッジョブは、この日を待っていたんだな……グッジョブ!!」口々にグッジョブコールの祝福が贈られる。感動の終幕、諸君は零れ落ちる一筋の粒を拭いながら笑う。会長も笑って言う。「カタツムリが良かったんだって!」。すごい、ポジティブってすごい。諸君に幸あれ。



 はあ、ポジティブって素晴らしいなあ……(笑い。



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